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北海道発・わっちさんの宝塚な日々

浮橋の座席

がーこ
がーこちゃんたち。

唯一当たった東京月組のチケットが到着。席はセンターブロックでうれしかったです。


●ミニエッセー842「ヅカノート2008年末より6・外伝ベルサイユのばらベルナール編を観て①」
今回、よく分かった。「ベルばら」ファンにとってこんないかにも「つけたしです」というようないまひとつ納得がいかない部分がついた物語であっても、なぜ心を揺さぶられ、感動の涙が流れるのか―。
それは、安蘭けいさんと遠野あすかさんが、ただのゆめゆめしいタカラジェンヌなのではなく、役者として心ある芝居をし、地に足がついているからだと。
人形でも、漫画の世界でもなく、血の通った生身の人間に感じられた。もう何も言うことがないほどの良いコンビ、とうあす。宝塚歌劇団生徒としてのラストまであと数カ月、どうか体に気を付けてほしい。
さて、作品はベルナールが黒い騎士としていわゆるねずみ小僧活動をやっていた時から、原作にはない革命後かなり経ってからまでを描いているため、かなりのはしょり様だった。
本当は、黒い騎士事件やベルナールとロザリーの結婚からまずはオスカルが死ぬまでは相当の時間の流れがあるはずだが、オスカルが近衛隊から衛兵隊に異動したことも省略で、朝海さんがやったオスカル編では、涙・涙で嫁いでいくロザリーも今回はあっさりとベルナールとともにパリへ行ってしまう。
まあ、それはさておき、やはり後半の革命後の話の部分はセット転換も雑で、間延び感は否めなかった。一応、先に終わったジェローデル編やアラン編と話がつながるようにはなっているが、昔放送されたアニメではアランは最後まで生き残り、農夫になったことになっているので、アランの死は残念なような気がしてならない。
なお、この話は設定時代的に実際に『スカーレット・ピンパーネル』にもつながっていくところがなかなか面白いと感じた。なにせ、スカピンでロベスピエールを熱演したにしき愛さんがそのままのビジュアルで今回もロベスピエールなのだ。私はすっかり、雪組で彩那音さんが好演だったにもかかわらず、にしきさんイコールロベスピエールのイメージになっている。
今回の演出でいいなと思ったのは、最後にオスカル・アンドレ・アントワネット・フェルゼンの幻が登場したことである。貴族の血が流れている二人とはいえ、市民・ベルナールとロザリーのカップルで幕が引かれると、背景としては地味になりがちなところを、4大主役が登場したことで、「ベルばら」本来の華やかさが出たことと、天国で結ばれたであろう2カップルが、力強く生き抜いていくだろうベルナールとロザリーを見守っているという図が明らかになったことで、感動もひとしおだったからだ。
全国ツアーは特に、本拠地で舞台を観たことがない人も多く観るわけで、「宝塚」の芝居というイメージが「意外に地味」と感じては、宝塚に観に行こうという気が起こらないかもしれないので、そういう意味でも全国ツアーなりに可能な「華やかさ」は重要事項だと思うのである。
退団発表後の落ち着き、充実ぶりが目に見え、魂のこもった主役像を見せてくれたとうあす。
安蘭さんはよく声が出ていて、ビジュアルもベルナールにぴったりで、丁寧な演技ぶりだった。
遠野さんもまた本質的に、かれんだけれど芯があり、聡明なロザリーに最適である。役になりきり、涙を流し、確かに息づいていた。
二人には、一回一回客席からとても温かく大きな拍手が送られていた。それがとてもうれしかった。
(続く)
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コメントコメント


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わっちさん、こんばんはぁv-22

月東宝、センターブロックおめでとうございます。
是非是非よいお席で瀬奈じぇいを堪能してきてくださいませ。
よろしかったら、忌憚ない観劇報告を楽しみにしております。

C-BANG | URL | 2008/11/30 (Sun) 00:55 [編集]


C-BANGさま

ありがとうございます。
わくわくです。
感想、頑張ります~!!

わっちさん | URL | 2008/11/30 (Sun) 04:48 [編集]


 
 

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