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北海道発・わっちさんの宝塚な日々

愛と青春の宝塚札幌に

19しぜん
熊本の自然はすばらしかとよ。

<拍手コメントお礼>
Kさま。はじめまして。共感のコメントありがとうございました。またいらしてくださいね。


観る機会がないだろうなと思っていた舞台『愛と青春の宝塚』、全国公演に札幌も入っているではありませんか・・・。平日なので、早退か休むかに決定!!3月、絶対行くぞー!!


●ミニエッセー777「ヅカノート2008夏より17・マリポーサの花を観て①」
ネタばれに注意いただきたい。
見終わってみるとストーリーは、そんなに起伏もなく、よくある話。しかも、生徒があまり動かず、ただ会話をするという場面が長く続いて、スピリットは理解できるが、面白みに欠ける印象だった。
テーマは現代にも通じる深刻なもの。それが2時間近く続いては、観る方はほんの少しの笑いが救いになるが、今回笑いが少ないのは残念だった。
正塚晴彦先生は、艶のある恋物語、どろっとした愛の話はよほどお好きではないようで、ロマンスがあるにはあるがどうも濡れていない。ラストは結局恋人同士はこれからどうなるのか、いつまで待つのか、待ってもだめなのか、なんだかよく分からない。ドライすぎる。
男にはやることがある―そんなこと言ってたら、始まらないぞ。どこかで観た雰囲気だ。―そう、真琴つばささんの「プラクティカルジョーク―ワルふざけってことにしといてくれよ」や雪組の「ロマンスドパリ」と同じだ。
本当は、ロマンス部分はタイトルから言っても主題のはずなのに、なんともつまらない。主人公の恋の心情は録音された心の声の披露によって「言葉」で処理されてしまう。そのパターンが一番嫌だ。時々なら効果はある。しかし、ドラマや映画じゃない、せっかく生の舞台なのだから、ちゃんと実際に語らせてもいいのではないか。
その代わり(?)男同士の友情は熱くて濃い。結局これは水さん演じるネロとゆみこちゃん演じるエスコバルの永遠の友情物語だったのではないだろうか。そういう視点で観れば、なかなか面白い話ではあった。
死を覚悟したゆみこちゃんが、ネロを逃げさせ、笑い泣きのまませり下がっていく切なさはたまらなかった。そのほかの登場人物は、役割的にちょっとおまけになってしまっているのは気の毒だけれど・・・。
それから、正塚先生の演出が面白いのは、生の、素の生徒に対して書かれたと思われる台詞が混ざっていることだ。それは、一般の観客は気付かないだろうが、ディープな宝塚ファンなら、意味の深さに気付くはずである。
今回もいろいろあったが、私が一番はっとしたのは、ゆみこちゃんのことをとても強く「かっこいい」と強調していたことだ。天勢いづるさん演じるアリシアに「早くしないとほかの女に取られちゃう」とまで言わせている。裏返せば、観客に「彩吹真央の魅力に気付かないなんて損だよ」と言っているのではないだろうか。
トップスターの水さんについては、既に何の「押し」も要らないし、役的においしい音月さんもとにかく目立つ凰稀さんも特別に「おすすめ」の声を大きくすることはないが、ともすればその間にはさまって地味に見えがちな2番手スターの力というものを皆さん、忘れないでくださいねと言っているように私は感じた。
正塚先生なりの生徒への愛情表現なのではないだろうか。
それにしても、正直ショーも合わせて作品としては心配だ。東京は集客はどうなのだろう。一般のお客さんは楽しめるだろうか・・・。
(続く)


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| | 2008/09/26 (Fri) 00:28 [編集]


コメントいただいた方へ

いつも観ていただいているとのこと、うれしいです。
あのかたはとても素敵です。
私もずっとずっと応援していきますね。
ありがとうございました。

わっちさん | URL | 2008/09/26 (Fri) 00:40 [編集]


 
 

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