さようなら居間ビデオさん
D4
TDRイベントの食事。

居間のテレビには、今までビデオデッキ1台とDVD1台などを接続しておりましたが、このたびそのビデオ専用のS‐VHSビデオテープの製造販売中止に伴い、ビデオをやめ、DVDを2台つなぎ、一つはCS録画専用にしました。ちなみにもう一つは主人専用です。
今まで、大切な公演だけをDVDで録り、ほかは編集に慣れているビデオに録っていましたが、今度からはすべてDVDに。皆さんはもうそうなのでしょうけれど、やっと時代に追いついたか・・・。
もちろん、今までの分の編集・再生用にヅカルームのテレビにはビデオデッキ2台、DVD1台を接続しているのですが、早く新しいDVDに慣れなければ・・・。

本日から1泊で道東に出張します。車での長旅、好きな音楽をお供に頑張ります。


●ミニエッセー656「シアタークリエのレベッカを観て」
ネタばれに注意いただきたい。
「なんじゃこりゃ、めっちゃ面白いではないか~」ー何の予習もせず観た山田和也さん演出の『レベッカ』。最近観た宝塚以外の舞台ではナンバーワンである。
まず、初めて入ったシアタークリエ。こじんまりしているが、なかなかいい劇場だ。ただ、私が観た5月25日13時30分開演の1幕後半に照明機材が故障し、ひどい不快な雑音が延々と鳴り響く中での上演というトラブルに見舞われた。私は2列目で観たため、特に耳に入ってきて、台詞も歌もよく聞こえず、舞台に集中できず、たまらず幕間に「2幕目は大丈夫なのか確認してから再開して」と係員に苦情を言った。2幕目は直ってほっとしたが、チケットが高いだけに残念だった。それもあってか、送り出し音楽終了後もアンコールが続き、最後はステージも客席も大盛り上がりだった。
とにかくそのトラブルを許せるくらいミステリー(私はミステリー好き)や女の変化、愛や罪の意識、情念と狂いを巧みに表現した作品のストーリーが面白く、出演者のレベルがとても高かったので、満足して帰ることができた。
『エリザベート』の名コンビ―クンツェ氏の脚本と歌詞、リーヴァイ氏の作曲。1回の観劇では歌の魅力が分かるまでには至らなかったが、帝劇『ルドルフ』よりは印象に残る。なんと、狭い舞台セットの陰での生演奏で、指揮は宝塚でもおなじみの西野淳先生である。その指揮の様子は客席両脇に何台かあるモニターに映し出され、役者はそれを見てタイミングを合わせられるのだ。
舞台美術で興味深かったのは、『ルドルフ』同様、額縁の絵が出てくる点だ。しかし、こちらはお屋敷にあるでかい額縁に全く何も描き出されておらず、よく見ると黒い立体的な石炭みたいなものがあるだけである。つまり、観客一人ひとりの想像に委ねられている。「これからどうなるのか」「一体、レベッカとはどんな女性だったのか」という心理をかきたてるのに、とても効果的だった。
結局、みんなを翻弄し続ける亡くなったレベッカ(ヒロインの夫の前妻)は、絵でも写真でもイメージでも、まったく出てこない。なんとも不敵なタイトルロールである。その対称にいるヒロイン「わたし」は名前がない。ないというか、「ミセス・ウィンター(夫の姓)」とは呼ばれるが、あとは一度も出てこない。周りが名前を呼ばなくてもちゃんと話が成立するというのも不思議だし、新旧ミセス・ウィンター対決という構図も面白かった。
「わたし」の夫は山口祐一郎さん。個人的には『モーツァルト!』以来か。特徴ある固い動きがなんだか愛おしくなるから不思議だ。「おお、オペラ座の怪人が出た~」と思わず、懐かしいことを思い出してしまう熱が入った時の歌い方が好きだ。年齢を重ね、ますます声が出て、ファンが多いのもうなづける。
「わたし」は、特に健気な演技がうまい大塚ちひろさん。涙を流しての熱演。ちょっと小池栄子さんに似ていた。歌唱力は抜群で癖がない雰囲気。
前妻の小さい時からの付き人で家政婦長のシルビア・グラブさん。今まで、大仰な演技が苦手だったが、今回は最高のはまり役で、影の主役と言ってもいい。ラストシーンの表情が見事だった。私は観るまでシルビアさんがレベッカなのかと勘違いしていたが、ある意味それも遠いことでもない。ひょっとしてレベッカと女性同士の怪しい関係だったのでは・・・と思わせるところも謎めいていてどきどきした。
レベッカの従兄弟で愛人だったイケメンは吉野圭吾さん。ダンスっぽい身のこなしも披露して、相変わらずの格好良さ。歌も頑張っていた。悪役の部類なのだろうが、どこか憎めない。
そのほか「わたし」の元雇い主で3枚目の役割の貫禄の寿ひずるさん、老け役に徹した石川禅さん、私にとっては思い入れのある俳優・元劇団四季の治田敦さんらミュージカル界では一流どころたちも期待どおりの芸達者さを披露していた。
できることならばもう一度、ノイズなしで観たかった。とにかく面白い舞台だった。

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【2008/05/28 00:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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北海道発・わっちさんの宝塚な日々


北海道の宝塚・ミュージカルフリーク。 現在は特に宝塚OG真琴つばささんが好きです。 北海道日本ハムファイターズも応援しています。 毎日更新しています。

プロフィール

わっちさん

Author:わっちさん
1964年生まれ。北海道在住。
1991年から宝塚ファンに。
大学職員・雑誌記者から
転身し、2010年4月より
美容アーチストとして
サロン経営をスタート。
ネイリスト・メイクアップ
アーチスト、カラーコーディネーター、
ライターです。

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