FC2ブログ
 

北海道発・わっちさんの宝塚な日々

レベッカ観て帰ります

D1
キリンビバレッジのTDRイベントで行った新札幌のホテルの中の結婚式用巨大チャベル風建物。

本日はシアタークリエで「レベッカ」を観て帰ります。

昨日の春野さんとの再会のひとときについては、大阪のトークショーも終ってから詳しく書きますが、おさちゃんが元気そうでうれしかったです。
シンガーとして頑張るとのこと。
本人から聞けて、やっほほーーーーーーーーーーーーーーーーい。

なお、わっちの質問が読まれました。笑。

あーーーーーーーーーーーーーーーー

なんだかまだ夢のようです・・・


●ミニエッセー653「ヒロシさんの本を読んだとです②」
現代ならとんでもないと言われそうだが、お金がない中で、それでも精一杯の愛情だったことが分かる。世間の人がどうなのかなど、気にしていられない。生きていくためには、そんなことを基準にしては、やりくりなんかできないのだ。すべてにおいて、自分の考えが基準なのだ。
それをよく表していたのが、サンドイッチの話である。ヒロシさんがお母さんに遠足の時にあこがれていたサンドイッチを頼んだら、新聞紙で包んだご飯を入れるお弁当箱に食パンと漬物が入っており、なんとパンには「みそ」が塗られてあったという。
それを読んだ時、最初は「おい、お母さん、いくらなんでもそれはセンスがなさすぎでしょう」と突っ込みたくなったが、ふと考えてみれば、お母さん自身がおしゃれなサンドイッチを食べたことがなかったんだろうな、家にあるものでバターの代わりになるものを考えたんだろうなと思い、胸がいっぱいになった。そのあと、怒って帰ってきたヒロシ少年。子供からすると当然である。
そして、次の遠足のお弁当の話が泣けてしかたなかった。なんと、お母さんは、仲の良いクラスメイトのお母さんに、ヒロシさんの分のお弁当の用意を頼んだのだ。それはそれは彩りが素晴らしく、おしゃれでおいしいお弁当だったというが、きっと繊細なヒロシさんの心は複雑だったことだろう。友達のお母さんに申し訳ない、友達に対しては恥ずかしいとも感じたろうし、何よりそれを頼んだお母さんの気持を思ったことだろう。
お母さんは、彩りの考えられた子供にとってのしゃれたお弁当というものを知らなかったのだろうし、知ったとしても材料をそろえて作ってあげることもできなかった。きっと、前回悲しんだ息子のために恥をしのんでお願いしに行ったのだ。
ヒロシさんにとっては、すべてがしょうゆ味で茶色一色しかなかったという自分のお母さんの手作りお弁当でも、きっと生涯を振り返る時、世界一の思い出のおふくろの味になるに違いない。
私の母は料理や着る物にはセンスのある人なので、お弁当や服に関してはヒロシさんほどのつらい経験はないものの、遠足の時はみんなが保温できる魔法瓶を持っていた時も安い水筒しかなかったし、節約のためになるべく買わないで済むものはそうするという方針から、図画・工作の時間のスケッチする時の画板も絵の具の水入れも廃材を利用した父の手作り品だった。
絵の具やクレヨンは値段の高い24色のを買ってもらったことはない。12色で自分で工夫していた。あこがれのクーピーペンシル(クレヨンとマジックの間のようなペン)も持っていなかった。
けれども、私はそれを一度も恥ずかしいと思ったことはないし、ぜいたく品を我慢するのは当然だと思っていた。むしろ、人と違うことを誇らしくも感じていたくらいだ。貧乏は偉大な人生の教師である。
それから、ヒロシさんと私が全くもって同じなのが、夢遊病ぎみだったということ。私も今でもたまに混乱することがあるが、夜中の奇行の話に「そう、そう、自分はまったく記憶がないのよね」と握手したい気持になった。夢遊病同盟だ。
ヒロシさんが、いろいろな職歴はあるものの人の道をはずれずにこんにちまで来て、根が優しく純粋なままなのは、本人はひねくれる勇気もなかったからとおっしゃるかもしれないが、理屈ではなく家族の愛をしっかりとキャッチしていたからだと私は思う。
また、彼と私は九州と北海道で7歳も歳が違うのに、育った昭和の風景のイメージが重なる。どうしてなんだろう―きっと、私は炭鉱の町のことを理解できるからだろう。私自身は炭鉱の町で暮らしたことはないが、炭鉱町の高校に通っていたし、周囲にもたくさんかつて炭鉱で栄えた町があるし、親戚や周囲にはたくさん炭鉱での労働経験がある人がいる。
とにかくこの本を通じて、私が彼にずっと感じている「人として、男性としての魅力」が、原体験や感性の共鳴からくるものだったと分かって、うれしかったとです。
最後に、俳優としてのヒロシさんのますますの活躍と健康を祈りたい。

スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)