FC2ブログ
 

北海道発・わっちさんの宝塚な日々

配役予想

かしちゃんがお披露目公演で退団とは、寂しいですなぁ。私は「アンナ・カレーニナ」でのかしちゃんが好きでした。
ミニエッセーで「エリザ」話が続いていますが、来年の雪組の主役2人以外の配役予想をしてみました
再演物の場合、いつもやっているんですが、ずるいけれども、各役とも希望も込めて3人まで。
※以下、敬称略で主な役から抜粋。
フランツ「ゆみこ・未来・音月」
ルキーニ「音月・ゆみこ・未来」
ルドルフ「彩那・凰稀・緒月」
子ルドルフ「沙央・谷・柊」
エルマー「凰稀・緒月・彩那」
シュテファン「緒月・彩那・沙央」
ジュラ「柊・大湖・蓮城」
ゾフィー「未来・美穂・麻樹」
シシィの姉ヘレネ「涼花・舞咲・晴華」
マダム・ヴォルフ「美穂・天勢・麻樹」
リヒテンシュタイン「麻樹・涼花・花帆」
スターレー「ゆり香・麻樹・花帆」
マデレーネ「天勢・舞咲・大月」
ヴィンティッシュ「山科・愛原・舞咲」


●ミニエッセー25「“エリザベート”の魅力4」
そして、2002年秋、いよいよ花組の番が来た。春野さん(おさちゃん)の大劇場トップお披露目と大鳥さん(みどりちゃん)の退団で話題は十分。ファンクラブメンバーであっても、チケットを取るのに苦労したことを思い出す。
ファン心理とは厄介なもので、大作で大好きな作品ながら、2番手の経験もないに等しいおさちゃんのプレッシャーや歌・歌・歌の舞台における健康管理が心配で、複雑な気持ちにもなった。トップとしての経験を積んだ今なら安心しておさトートを楽しめたかもしれないと考えなくもない。
いろいろな評があった。全体として、調子が良い時や悪い時があった。おさちゃんの中にも大劇場・東京を通して最後までさまざまな葛藤があった。しかし、私にとっては最高の「エリザベート」だったと言いたい。
ポスターでは心配だったメークも舞台ではきれいで、品があって、「静」で「聖」な春野トートと、実像に最も近いのではないかと思われる美しくて芯の強い大鳥シシィとのコンビがしっくりいっていた。月のようなおさちゃんと太陽のようなみどりちゃん。最後と思うとなおさら輝いて見えた。2人とも、歌と芝居のうまさでは対等だった。
ひょっとして、マザコン皇帝の向きではない気がした樹里フランツは、低音の歌に苦戦していたが、特に歳を経た時包容力が見え、息子を亡くした時の悲しみの演技は素晴らしかった。
最初のころは、どこか硬かった瀬奈ルキーニもだんだん皮がむけてきて、日程をこなすうちにずいぶん成長した。
最も安心できた彩吹ルドルフ。ルドルフとしては短い出番だったが、とにかく出色の出来で、彼女の実力がより認められ、人気上昇につながったのはうれしいことだった。おさちゃんとのデュエット「闇が広がる」も、現在上演中の「ファントム」での感動の掛け合い同様に名場面に挙げられ、願わくばもう一度観たいほどだ。
この作品は主要な役柄の数が限られている面があり、蘭寿エルマー以下、若手のスターが大きく活躍できる場面は少なかったのだが、みんなそれぞれ努力が見えた。夏美よう組長が女役、しかも歌唱力が要求されるゾフィーに挑戦したのも他組とは異色で、忘れがたい。
そして、もう一つ忘れられない出来事は、本公演で精神病患者ヴィンティッシュ嬢を好演し、新人公演でシシィをやった遠野さんが、東京で体調を崩し休演したみどりちゃんに代わって数回シシィを演じたことである。たまたま1度、遠野シシィを観ることができた。実に堂々として見え、及第点だった。新人公演に合わせて立ち位置が本公演とは違う部分があったが、春野トートもちゃんとそれに動きを合わせていたことに感心した。プロってすごい。
実はそのころ、お茶会で極身近でおさちゃんをまじまじと見た。まだ新トップスターとしての気負いもあり、精神的にも疲れていて、肌がひどく荒れていて、痛々しかった。今は、どんな時でも自信に満ちあふれ、われわれに明るく笑顔を振りまいてくれる大人な彼女とは別人のようだった。
公演スタート前に抱いていた不安は、現実におさちゃんに降りかかった。けれども、彼女はふんばった。われわれファンもふんばった。特に、東京公演は真冬の公演だったのだ。花組の皆さんも、よくおさちゃんを支えてくれたのだと思う。
花組「エリザベート」が終った時、寂しさとともに、ほっとしたのも本音だ。いろいろな意味で特別な公演だった。
ところで、フィナーレでのみどりちゃんとのデュエットで、みどりちゃんを抱きしめたまま静かに揺れながら客席に向かってウインクをしていた「ちょっといやらしい良い演出」が、東京でなくなってしまったのが今でも残念だ。あれは、最高にしびれた。(続く)
スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)