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北海道発・わっちさんの宝塚な日々

ライブCD

通勤の行き帰り、「ファントム」のライブCDを聴いて余韻に浸っています。ライブは大劇場のやつで、しかもオーケストラが後半組なのがちょっと残念。
私は前半が好きだったのに・・・。
今、東宝もまったく違う演奏の仕方。
いつもは違いなどそんなに気にならないのに、「ファントム」に限ってはなぜかとても気になってます。
昨日は帰宅が深夜だったので、今日やっと感想ノートを仕上げました。いつもは持っていくのに、昨日は忘れちゃった


●ミニエッセー24「“エリザベート”の魅力3」
このミュージカルのヒットの要因の一つに、やっぱり楽曲の素晴らしさがある。
狂言回し役のルキーニを除くと、あまりセリフらしいセリフがなく、ほぼ歌で話が進む。よって、歌が観客に受け入れられなくては何もかも台無しである。懲りすぎたような覚えられない難しい曲でも困る。その点、「エリザベート」の曲はどれも、ファンがカラオケで歌える。譜面通り正確に歌うとなると、実は大変難しいとよく生徒が言っているが・・・。
原曲CDを聞くと、どうしてもドイツ語なので、全体的に力強い印象なのだが、バラードあり、ロック調あり、コミカルな曲あり、群集が盛り上がるような曲あり、バロック風あり・・・いずれも日本人の耳にすんなり入る旋律ではないだろうか。
同じ作曲者リーヴァイ氏の手掛けた「モーツァルト!」とというミュージカルも、とてもロマンチックで切なさに満ちた素敵な曲が多い。人によって感じ方は違うだろうが、私は好みである。
宝塚のために作られた曲(愛と死の輪舞、私が踊る時)が存在し、それがその後各国の「エリザベート」の舞台でも使用されているというのも名誉なことだ。日本のミュージカル、宝塚のパフォーマンスを認めてくれているのがうれしい。
それは、おそらく10年前、日本初演の雪組版が、スタッフと生徒の熱意と努力によって成功を収めたからであろう。
特に、どちらかというと魔物系のイメージがなく、クラシカルな歌唱を得意とする一路さんが、退団公演でクールさをたたえ、迫力ある歌で宝塚ファンにトート像を示してくれたこと、それから、まだ下級生だった花總さんが歌の特訓を積んだ上に、実に美しいエリザベートととして輝いたことが大きい。
また、抑えた演技で魅せた高嶺フランツ、狂気を含んだ轟ルキーニ、苦悩の表情が絶品の香寿ルドルフ(東京は和央ルドルフ)をはじめ、ほかの生徒もそれぞれに生きていた。大型ミュージカルでは、アンサンブルも非常に重要だ。
雪組版の大ヒットは、続演を産むことになった。
歌の苦手な麻路トートが挑戦した星組版を「苦手」と言うファンもいる。しかし、私はさきやんという人間が大好きなせいもあって、手の動きに工夫した、包容力あふれる大人のトートも愛おしく思う。また、退団に大輪の花を咲かせた円熟の白城シシィとのバランスは最高だった。稔フランツ、紫吹ルキー二、絵麻緒ルドルフ、湖月エルマーと、それはそれは布陣も豪華だった。
続いては、抜群の歌唱力を誇る宙組の姿月トートと、再び花總シシィが登場。特別なメークアップアーチストのメークを導入するなど、劇団も飽きさせない工夫をした。私は宙組ファンではなかったが、生でエリザベートが観れたのが、この宙だったので、思い出がある。大劇場では朝海ルドルフ、東京では樹里ルドルフを観れた。トートが見栄を切る「最後のダンス」は迫力満点だった。ただ、花總シシィはシシィの若い時代については、初々しさという点で初演に軍配をあげたい。晩年の演技は、さすがに経験を重ね、その時がベストだった。
そして、退団した一路トートが、東宝版でシシィに変身。実生活でも一路さんの伴侶となった内野トートは、歌の人ではなかったが、セクシーで素敵だった。山口トートは、ちょっと主役を食い気味ながら、歌うトートだった。
一路さんは私と同じ年だ。まだまだ何とか少女時代もやれて安心したものだ。2代目東宝シシィが生まれるとしてら、花總か大鳥か・・・などと妄想してしまう。
余談だが、退団前のTCAスペシャル2000でわがマミさんもトートに扮し、「最後のダンス」の場面をやった。・・・メークが濃すぎて、トートというより得意の野獣系だった。歌もちと難あり。内心、それでいいと私は思った。もし理想的なトートで現れてしまったら、なぜマミさんで観れなかったのかと後々まで悔やむことになるからだ。(続く)



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コメントコメント


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「エリザベート」私も大好きな作品です。
初演(雪組)を観た時の衝撃と感動は未だに
忘れられません。
生の舞台を観劇したのは雪組と月組と東宝版
のみですが、それぞれに思い出深いです。
宝塚の「エリザ」と東宝の「エリザ」では
全く違った魅力があって面白いですよね。
内野トートも山口トートも違ったタイプの
トート像で、どちらも素敵でしたし。
(気が多くてスミマセン(^_^;)
おささんのトートは、映像でしか観てない
のですが、本当に歌がお上手で(今更ながら)
生で聴きたかったなーと思った記憶が
あります。

つき。 | URL | 2006/09/04 (Mon) 22:16 [編集]


つき。さま

いいですねー、雪、観たかったなぁ。
おさはお披露目で、本人もプレッシャーの中、いろいろ複雑な思いでやってました。
喉の調子が悪いときもあり、ファンは毎回
はらはらでした・・・もし、今だったら、
もっと違うトートが見れただろうなと
思っています。

わっちさん | URL | 2006/09/05 (Tue) 08:55 [編集]


 
 

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