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北海道発・わっちさんの宝塚な日々

楽しみな響想曲

ゆ5
とてもとても久しぶりでした。

真琴FCに、バレンタインデーに発売されるマミさんのCD「Revue~響想曲」を予約しました~。


●ミニエッセー1263「ヅカノート2009秋冬より⑭ヒートオンビートを観て④」
フィナーレは、きりやんと城咲さんがペアという場面からスタート。この個性の融合も良かった。
娘役とからむ麻子さん、主要男役スターとからむ麻子さんがきて・・・ついにそのときが来てしまった。

これを見るのが最後と思うときほど寂しいものはない。春野さんのときも何度も号泣した。これぞ宝塚、これぞ男役の醍醐味という黒エンビの総踊り。
しかし、泣いているときではなかった。
そこには、18年の日々を愛おしみながらも、凛として甘い夢の世界に別れを告げ、颯爽と、そして憂いをふくんで新しい道へ旅立っていく最高にかっこいい男役・瀬奈じゅんがいた。
もはや人間というより、神に近い姿に私には見えた。それこそかわいらしい一人の少女が、この領域へ至るまでに、どれほどの口惜しさとどれほどの笑顔と涙と、そしてどれほどの孤独があったのだろう。
「あの人」がいない舞台で、かなみちゃんがいない舞台で、時には痛々しく見えたほどにしっかりと背筋を伸ばして倒れずに毅然と立ち続けた麻子さんは、最後まで真摯な表情を崩さずに、いや、一層引き締まった顔で、その神聖な場面から去って行った。
豪雨のように響く鳴り止まない拍手。悲しみではなくて、清々しい達成感さえ生まれていた。
悔いはない―麻子さんの背中が物語っていて、客席のファンもすっきりとしていたように思う。

愛するスターと必ず別れが訪れる宝塚。しかし、ファンは、奇跡のようなこのかけがえのない瞬間を味わうために、また劇場へと足を運ぶのである。

パレードでは一転、明るく楽しそうな麻子さんに引っ張られるように、生徒も客席も浮き浮きした気分に包まれて、幕が降りた。

その後、思いがけずラジオの生放送で麻子さんの声だけは聞くことになったものの、男役・瀬奈じゅんと、月組退団者の皆さんとの別れは、じめじめしていないさわやかな思い出となった。

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