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北海道発・わっちさんの宝塚な日々

懸賞生活・続々当選!

ひ31
昭和にタイムスリップしたような木津温泉駅待合室。

ネイル雑誌での化粧品、ネットで見た入浴剤、郵便事業のネットポイントなど、続々と当選しているわっちでした。

<拍手コメントお礼>
wさま。共感いただきありがとうございました。正直な感想がもうしばらく続きますが、よろしくお願いいたします。


●ミニエッセー1256「ヅカノート2009秋冬より⑬ラストプレイを観て②」
遼河さん&桐生さんコンビときりやんの関係性も、味方なのか敵なのか、どういう経緯の関係なのかよく分からず、もやもやした。
観客には、私のように1回しか観ない、観れない客もいるし、中にはパンフレットを買わない者もいるだろう。万人が分かるようにする必要もないが、それでも大衆演劇なのだから、最低でも、登場人物の関係性は誰もが理解できるようにしていただきたい。それは基本だろう。でないと、ストーリーの面白みが半減する。
割と前半までリアリティを保っていたのに、青樹さん演じるへなちょこなボス率いる悪ども(?)が登場すると、とたんに漫画の世界になった。単純に面白かったものの、急に軽くなって、これでいいのかなと思ってしまった。
と思えば、次は突如、実はきりやんが撃たれていたという緊迫シーンと、見せ場?のピアノの「ラストプレイ」になるが、もしや亡くなってしまった・・・と思ったきりやんが実は生きているという、やっぱりどこか漫画の世界になり、そして「旅立ち」へ・・・つながりが悪い。
本当は全体的な台本にはもっと何かあって、長いから切り張りしたのか。なんだか苦しい構成。
それから、この作品に限らず、正塚先生は娘役を描くのが下手だ。下手というか、物語の中の女性を魅力的に見せることに心を配っていないような印象を受ける。
今までの作品を観ると、恐らく、それこそ正塚先生自身のトラウマなのか、女性はキーキーうるさい、ちょっとうざい、ダンディズムを貫くにはちょっとじゃまなものというイメージがどこかにあるのだろう。
まあまあいいなと思う先生の作品では、女性はドライできりっとしている。それか、ひたすら純粋か。極端にしか描けない。魅力的な女性に出会ったことがないわけでもないだろうに。
いくら宝塚の舞台は男役社会だといっても、幼なじみの羽桜さんにしても、きりやんの恋人の城咲さんにしても、へたをしたら出てこなくても支障がないほどの設定というのはどうなのか。麻子さんやきりやんとの関係性が薄く、2人の娘役スターにとって最後の芝居なのに、ちょっとかわいそうだった。
自分目線で書くのもいいが観客の中には、どんなにテーマが男の物語であっても、宝塚らしい愛の存在を求める者がいることも忘れないでほしい。
もし、麻子さんに相手役のトップ娘役さんがいたとしても、設定のテキトーさは同じだったのではないかなと思う。
とにかく、もうちょっと話をすっきりさせたほうがよかった。ピアノの道をあきらめるのはそれはそれでいい。本当は自分が愛していたというより、期待のためにやっていたという本音も分かる。確かに人生にはそんなこともある。
麻子さんが宝塚の男役を愛していたことは真実だが、トップとしてのプレッシャーがあったこと、今、そこから解放されようとしていることにちょっとなぞらえているのも理解できる。
しかし、その後の人生へ向かうときの出来事にしては、舞台作品としてのドラマ性に欠け、環境設定が整理されていなかった。
辛口で申し訳ないが、今後の正塚先生の作品の向上を願って、あえてそう記しておこう。

(続く)

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